ペンギンアップデート対策
気に入ったサイトを自分のサイトで紹介したり、逆に他人のサイトで自分のサイトが紹介されたりすることはホームページ運営上、そしてSEOの観点からもまったく問題ありません。
しかし、『相互リンクはスパムになる』で説明しているとおり、過剰な相互リンクはスパムと判定されて検索順位を落とされたり、場合によっては圏外に追いやられることになります。
したがって、相互リンクはせず、自然リンクを貼ってもらえるようにサイトの内容やデザインに注力していきましょう。
ただし、すでに相互リンクしている場合は、その影響の程度により、以下の対策が必要となってきます。
1. 手を加えずにそのまま様子を見る
今現在、特定キーワードの検索結果で順位下落の影響が出ていなければ、何もしないのが得策です。
人間誰しも向上心や欲望・野心があり、『ペンギンアップデート対策を施せばもっと検索順位を上げられる』と考えますが、良い状態の時に大きな変更を加えると思惑とは逆に順位下落になる可能性が高いです。
もちろん、検索順位がアップすることもありますが、それよりも悪くなる可能性が高い以上、そのまま様子見してサイト内容を充実させた方が良いでしょう。
2. リンクにnofollowを加える
すでに相互リンクを貼っている場合で、削除できないときは、aタグの中にrel=”nofollow”を入れるのが良いでしょう。
<a href="https://www.brilliant-works.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener">ブリリアントワークス</a>
nofollowを入れるとリンク先のページにリンクジュース(ページ評価)を与えなくなるのでスパム判定を受けず、Googleもこの方法を推奨しています。
ただ、この方法をとる場合は、マナーとして相互リンク先の管理人へ通知が必要です。
3. 相互リンクページにnoindexを加える
相互リンクページの存在はグーグルがリンクプログラムで完全に否定しているので、削除した方が良いのは確かです。
でも、削除できないというときは、ヘッダーにnoindexを設定すると良いでしょう。
<!-- ほとんどのウェブクローラのインデックス登録対象から除外 --> <meta name="robots" content="noindex"> <!-- グーグルのウェブクローラのみ除外 --> <meta name="googlebot" content="noindex">
上に書いてあるrobotsの方をコピーして、htmlファイルやphpファイルの<head>~</head>の間にペーストするだけです。
なお、この方法をとる場合も相互リンク先の管理人へ連絡しましょう。
4. 相互リンクを解消する
検索順位がなかなか上昇しないというとき一番の対処法は、相互リンクを解消し、相互リンクページを削除することです。
これだけで復活ということは難しいですが、少なくとも検索順位が低いという状況から相互リンクの効果がないことだけは明らかであり、リスクしかありません。
多くのホームページ管理者が何の連絡もせずに相互リンクを解消していますが、マナーとして必ず相手へ連絡してください。
また、グーグルは評価の低いサイトから多くのリンクが貼られているときもペナルティを加えるようになっているので、そのリスクを減らすためにも相互リンク先へ解消依頼をしましょう。
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